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今日のおすすめの1曲は、原由子「恋はご多忙申し上げます」っす。
まずは、データから
・タイトル 恋はご多忙申し上げます
・アーティスト 原由子
・リリース日 1983年8月21日
・発売元 ビクター
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 24.7万枚
えー、昨日はアイドルでしたが、今日は、また、元の路線に戻ります!
なんてね・・、いや、そろそろセレクトに困りましてねー、
今日、通勤途中で、聴いてた曲からエイヤッ!と引っ張ってきたわけで、今日の日にちなんで・・とか、特にあるわけではないです・・。ハイ。
この曲は、83年秋の資生堂キャンペーンソングとして、大々的にスポットが打たれたわけですねぇ。
ちなみに、このときのライバルK社のキャンペーンソングは、横浜銀蝿「おまえにピタッ!」だったんですが、これ、覚えてる人っている?
まあ、どちらも、「まじめ」な曲とは言いがたいかな?
・・・ここまで、ほとんど「ニューミュージック系」のヒトたちで、展開されていた化粧品のキャンペーンソングもそろそろこの方向性に限界が見えていた時期ですね。
・・・で、K社は、いち早く、次の84年春からは、松田聖子を起用して、キャンペーンソングもアイドルへ・・・という方向転換を始めたわけです。(まあ、それが結果的に成功するんだけども・・)
しかし、この曲、インパクトがあるよなぁ・・・。強力なモータウンサウンドだよねぇ。
桑田選手のモータウンってのも、意外と珍しいけど、やっぱ、シュープリームスあたりは、潜在的に意識してたのかなぁ。桑田選手自身はシュープリームは歌えないもんね。
それに加えて、バック(HARABOES)のメンバーがまた豪華。
Drums:村上"ポンタ"氏、Syn:ホッピー神山氏、Key:中西康晴氏、G:原田末秋氏、B:美久月千春氏、Per:野沢”毛ガニ”氏・・と、まあ、これだけ豪華なメンバーが集まれば、バックが強力なのも、うなづけるか・・。
私、ポンタさんのドラムって好きでさあ・・、こんなことかいちゃめちゃくちゃ失礼だけど、やっぱりうまいよなぁ・・。
モータウンでこれだけ、重いドラムっていうのも珍しいんぢゃないかなぁ。
加えて、ホッピー神山氏のシンセね。 このヒトのシンセもある意味、サイケっぽい、ちょっと変わった印象に残る音色を出しますよね。後年(1994年)に氷室京介の「VIRGIN BEAT」をプロデュースしますが、あの曲のシンセの音色を想像してもらえれば分かりますよね。
やっぱ、印象に残る曲のバックには、強力なアーティストがありき・・・かなぁ。
それと、やっぱり「詩」が面白いですよね。♪公私共にLife Is Busy・・・(電話の音)♪とかね。
俺も、最近、無理やり「公私共にLife Is Busy」なんだけど・・。あ、それがいいたくて無理やり引っ張ってきたの。(^^;;;;
But、私の場合、「恋は全く忙しくありません」・・。36歳どーにかしよう(という気はホントにあるのだろうか???)
あ、そういえば、最近、モータウン系の曲ってめっきり減った気がするなぁ。
まあ、流行すたれってのもあるだろうけど、このリズム、表現できないっつうバンドも多いんじゃない?
みんな「パンク系」の単純なタテノリはできるけど、こういうクセのあるリズムはできません・・・だったりして。
だからこそ、今、もういちどモータウンっつうのもいいんじゃない?
オレンジレンジあたりやんないかな? それとも、サンポマスター??
もし、出来たら、おおいに褒めてやりますよ。(多分無理・・だろうな)
あ、それから、ミクスチャーにモータウンっつうのもいいんじゃない?
ケツメイシなんかやらないですかねぇ? ディスコものも出来たんだから、この手もやれば出来る! かもよ。
この独特のノリにラップ絡ませるのは至難のワザでしょうが、だからこそ「オリジナル」なわけで・・・。
後半は、かなりむちゃくちゃな提案でした。