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今日のオススメの1曲は、「バージンブルー」(SALLY)です。
まずはデータから
・タイトル バージンブルー
・アーティスト SALLY
・リリース日 1984年7月1日
・発売元 フォノグラム
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数 21.4万枚
「一発屋」・・・この甘美な響きを聞かなくなってから、一体どれくらいたっただろう・・・
うわー、大げさな書き出し!! 一回、こういう書き方してみたかったんだよね。
なんて、またまたふざけてますが、今日は1984年の代表的な「一発屋」、SALLYの「バージンブルー」の紹介です。
ポスト「チェッカーズ」。84年の大化けグループって言ったら、何を隠そうチェッカーズなんですよね。
で、春ごろから、各社一斉に、「ポスト、チェッカーズ」ってふれこみで、バンドやグループをどんどん出していったんだけど、見事、この位置を射止めたのが、SALLYというわけですわ。
ただ、バンド編成的にチェッカーズに似すぎていたキライはあるわな。 コーラスはいないとして、サックスが入っていてるのもね。
曲も、GS崩れのロックンロールと、音作り、雰囲気的にも似ていたしね。
ただ違っていたのは、ゲーノー界への接し方だったんじゃないかなぁ。
チェッカーズって、その辺のこなし方が恐ろしくうまかった・・・、要は、最初のうちは、あんまり自分たちの音楽に対するこだわりは無かったと思うんですよ。
だから、「バンド」としてデビューしたくせに、「アイドル」的な売り方をしても、また、曲をプロの作家に依頼しても、不満そうなそぶりって見せなかったでしょ。
まあ、もちろん、裏では、かなり不満を持っていたらしいけどね、まあ、そのあたりは、適当にプロ意識が強かったというか、世渡りがうまかったんだろうね。
それに対して、SALLYって、すごくまっすぐなグループだと思うのよ。顔は不良っぽいルックスしてるくせに、音がまっすぐなんだ。 うん、マジメな音なんだよね。
ボーカル力は別として、演奏水準は、チェッカーズもSALLYも当時は、どっこいどっこいだったとおもうのね。
ただ、違ったのは、音のマジメさだな。「やらされてる」感っていうのが、伝わってくるんだよね。SALLYの場合。
ユーザーって言うのは、意外とそのあたりって感じ取るのシビアじゃん。
一発屋で終わってしまったのと、その後、大スターを驀進した差って意外と、そんな些細なことだったんじゃないかなぁ・・とか思ったりするんだよねぇ。
もちろん、先行してスタイルを築いたのと、二番煎じっていう差もあるけどさ。
あ、SALLYが一発屋って書くと、次の曲も20位には入ったゾと、反論されそうだから、ちょっと書いときますが、第2弾は、「悲しきYoung Love」といいまして、こちらも、GSを下敷きにしたような曲なんだけど、こちらは、映画「パンツの穴2」の主題歌でしたね。
菊池桃子じゃなくて、志村香主演だった奴・・・っていって、どのくらいが反応するか・・。
志村香 1985年、尾崎亜美の「曇りのち晴れ」でデビューして、泣かず飛ばずだったアイドルっすよ~。
ちなみに、私らと同級生・・ということは、既にいいお年になられているってことですねぇ(^^;;;;;;
話は戻るけど、「バージンブルー」って、キリンレモン「2101」っていう商品のCMソングだったの、覚えてるかなぁ。
キリンって「ザ・ベストテン」のスポンサーだったから、ベストテン内でもCMガンガンかかってたんだけどね。
杉本哲太がCMに出演してたのってのは、よく覚えてるんだよね。 でも、その相手役が、デビューしたての南野陽子だったんだってねぇ。スケバン刑事の1年前ですよ。
いや、これが覚えてなくってねぇ・・・。 つい、最近知ったんだよね。まだまだ、気付いていないことってあるよなぁ。。。
しかし、キリンレモン「2101」って一体なんだったんだろ?
ネーミングと、缶のパッケージデザインのオシャレさから、当時、よく飲んでたんだけど、「普通」のキリンレモンと味は変わんなかったんだよね。。。。
それと、キリンレモンって意外と、有名人CMにでてるんだなぁ。 これ書いてて、下のページ参考にしてたんだけど、
http://page.freett.com/theafro/cm02.html
94年に浜崎あゆみが出てたなんてのも知らなかったワ。
いろいろな勉強になった1曲でした。。。ハイ。。