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今日のオススメの1曲は「シャイニンオン君が哀しい」(LOOK)です。
まずはデータから
・タイトル シャイニンオン君が哀しい
・アーティスト LOOK
・リリース日 1985年4月21日
・発売元 エピックソニー
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数 20.2万枚
うーん、どうも、ここんところ、一発屋攻勢になっているような気がしないでもないけど、本日も一発屋です!!
こんなこと書いちゃ失礼かもしれないけどね。
みなさん、LOOKなんて、覚えてますかねぇ・・。
Piano:千沢仁、syn:山本はるきち sax:チープ広石 ボーカル:鈴木徹 っていう、ちょっと変わった編成のバンドだったんですよね。
でも、まあ、このデビュー曲は、出来が良すぎたよなぁ。
絶対、これがデビュー曲なんて思わないよねぇ。
泣かせどころのツボを押えている・・というか、完璧に完成された曲だもんねぇ。
イントロなしからいきなり♪シャイニンオーーン♪だもんね。もう、お客さんつかめるだけつかんじゃえ!!って感じじゃん。思わず引き込まれるよねぇ。
と、まあ、結果的にヒットはしたんだけど、ランク上位にくるまでは結構時間かかりましたけどね。4月にリリースして、ベストテン入ったの8月だもんね。
典型的なジワジワ型ヒットだね。ちなみに100位内には24週ランク。すでに、短期型ヒットが始まっていた85年にしては、息が長いヒットになっています。
曲調からしても典型的な動きではありますけどね。
でも・・・ですよ。1発やなんですねぇ・・。いや、だからこそ1発屋なのかもしれないな。 最初に書いたようにこの曲は出来が良すぎる。これを超えるような曲はなかなか難しいよねぇ・・・。
あ、同じようなケースがもう一つ。93年の山根康広の「Get Along Together」。これも、この曲の出来が良すぎて、次に繋がんなかったもんね。
こう考えると、意外とデビュー曲の選定って難しいんだよねぇ。。。出来すぎてもダメ。ひどくてもダメってわけで・・・。
ちなみに、次の曲の「ハローハロー」って言う曲も決して悪い曲ではなかったんだよね。この曲からは一転してモータウン系の軽い曲でさ。
でも如何せん、この曲のインパクトが強すぎたよねぇ・・。
でも、一発屋で終わったからこそ、「ミュージシャン」としては、長生きできている面もあるわけで、鈴木徹氏は、いまでも、いろいろなセッションバンドで活躍中ですもんね。
あのボーカルはなかなかマネできないですよ。
しかしながら、あれから20年か・・・早いなぁ。
蒸し暑い夏の日から一転、涼しい風が吹き始めると、この曲がよぎってくるんだよなぁ。
もうちょっと涼しい風が入ってきて、あたり一面スズムシの音色が響いてくると、また別の曲が頭をよぎるんだけど、それは、また、追々と紹介します。