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「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広く ご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします
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 今日のオススメの1曲は、「LOVE IS ALL」(徳永英明)です。

まずは、データから

・タイトル       LOVE IS ALL
・アーティスト    徳永英明
・リリース日     1991年9月5日
・発売元     アポロン
・オリコン最高位 3位
・セールス枚数  35.4万枚


 メロディの時代・・・。1990年~1991年頃ってそんな感じがするんだよね。時代は80年代から90年代へって言う頃、一番変わったのは、やっぱり80年代型アイドルの衰退と、ベテランアーティストによるニューミュージックの復活なんぢゃないかなぁ。
 特に91年に入ってからは、小田和正、CHAGE&ASKAを筆頭として、70年代~80年代に活躍したベテランアーティストの復活が特出した頃ですね。
 で、その時代の変化とともに、曲調もメロディを基調とした曲の台頭が始まったんですよね。
下地はあったんだけどね。 カラオケボックスの大成。 最近では、そんなにカラオケなんて頻繁にやらなくなったけど、あの当時はネコも杓子も「カラオケ」だったからなぁ。
 で、カラオケで聴かせたいなら、やっぱりメロディアスな曲ってなったわけだよねぇ。

 うん、あの頃は、時代はノリよりも「聴かせる」が先立ったんですよ。

 その象徴的な曲って言うのが、CHAGE&ASKAの「SAY YES」(1991年)だと思うんだよね。 で、特徴的なのは単にバラードで聴かせるのではなく、あくまで、ポップス的な部分は残す、それと、コード進行がクラシック的なんですよね。クラシックとポップス、ロックの融合って言ってもいいんじゃないかなぁ。その部分は、新しかったわけです。

 で、その「SAY YES」の流れを汲んだ曲が、この「LOVE IS ALL」だと思うんだよね。
 うん、これは、クラシックというよりは、もろ「賛美歌」あるいは「ゴスペル」だよね。それだけ、曲全編にわたって神秘的な音の作りになっていますね。
 でも、この雰囲気が、秋風が入ってきた空気とよくマッチするんですよね。 その辺は、リリース日を睨んでいたのかなぁ、よく計算されていると思いますよ。
 イントロの♪LOVE IS ALL~♪から、完全にあちらの世界へって感じでしたもんね。
 ちなみに、この時期から92年にかけて、サイケデリックっぽい音が流行ったんですよね。特にサザンオールスターズなんかは、もろサイケっぽかったしね。1992年のアルバム「世に万葉の花が咲くなり」なんて、全くの60年代のサイケですよ。
 この曲は、また、違った意味でのサイケだったのかなぁ。いや、やっぱり「賛美歌」だよね。聴いてると、霊験あらたかな気分になってきますもんね。

 おりしも、1991年は、1990年の猛暑とは対照的な夏だったんですよね。でこの曲がリリースされた頃は、既に涼しい風が流れていたと記憶しますね。
 だから、もし、この曲が、1年早く出てたら、ここまで、支持されたかなぁと思うんだよね。

でもまぁ、こういう音楽スタイルっていうのは螺旋階段のようにグルグル回ってますからねぇ。リズムが重要視される時代もあれば、逆にメロディが重要視される時代もあるってことね。
 で90年~91年にかけてはメロディ重視が最高潮だった時、逆に90年代後半から00年代前半は、リズム重視の時代だったと思うのね。
 で、時は2005年。いまは、リズム重視からやや開放されて、端境期⇒不透明な時期って感じがするな。 でも、これまでの傾向だと次はメロディ重視の時代がやってくるような気がするな。


 ちなみに、カラオケの話を出しましたが、あのころはワシもカラオケ三昧だったなぁ、週に1回は必ずカラオケだったもんね。ふりかえると、カラオケとボーリングとヒットチャートと・・・。そんな生活を送ってましたわ。
 カラオケは、新宿三丁目にあった、「てあとろん’88」を根城にほとんどオールだったもんなぁ。兎に角若かった。22才だもんなぁ。あの頃の元気が欲しいですわ。。。 まあ、あのころの不摂生がいまごろ「痛風」となって帰ってきてるんだけども・・・(^^;;;;;;

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 まずはデータから

・タイトル       ぼくたちだけの天国
・アーティスト     BAKU
・リリース日      1992年7月29日
・発売元      ポリスター
・オリコン最高位  10位
・売上げ枚数    7.8万枚


 このあいだ、ジッタリンジンの「サヨナラ」を紹介したけど、1992年の夏の終わり頃、ずっと気になっていた曲がもう1曲あるんだよね。それが、この「ぼくたちだけの天国」なのです。
 実際は、もうちょっと時期は前なんだけど、曲調がいかにも「夏の終わり」を象徴するような、ちょっとさびしめのフォークタッチの曲だったじゃん。
 それもそのはず、これは、BAKUにとって最後の曲だったんだよね。
 そもそも、BAKUっていうグループをご存知でしょうかね。もともとはホコテンでやってた3人組バンド。 メンバーは、G:車谷浩司 B:谷口宗一 Dr :加藤英幸  (オリジナルメンバー B:阿部浩之 ただ、途中で亡くなったんだよね。1991年 享年19歳)

 個人的には、BAKUって好きなグループぢゃなかったんだよね。 いまだから言えるけどさ。知ったのは例の「ぞうきん」(1991年)ですよ。なんだ、このフザケタ曲は? ってのが、第一印象。♪ぞうきん ぞうきん♪でしょ。なんだよ、ただの文化祭バンドじゃねーか、としか思わなかったんだよね。第一、当時はホコテン出身のバンドが好きじゃなかったんだよ。全般的に。なんかね安っぽくてねー。。。
 それからもずっとシカトしてたわけさ。
 
でも、この曲だけは別なんだよね。 これはいい曲ですよ。
 はじめは、どうせいつもの曲調だろう・・とタカをくくってたんだけど、イントロからしてカウンターを食らった感じがしたな。
 めっちゃ簡単なメロディなんだけど、メロディがあたまから離れないんだよね。それだけ印象深いって言うかね。

 当時、個人的にはいろんなこと考えてたんだよね。ちょうど大学3年の夏の終わり、なんかやたらと将来のこと考えてたりしてた時期があった。
 まず第一に何の仕事に就けるのかっていうのと、それ本当にやりたいのか・・っていう自問自答。これずっと考えてたな・・。 兎に角、不安だったのだけは確か。
 なにせ、当時は毎日、国会図書館に入り浸って、自分のサイトに公開してるランキング作成に没頭する日々でさ。大学なんてロクに行ってなかったもん。
 ま、理系だったから実験があるときは行ってたけど・・・。なんせ実験は必修の上に授業でないと単位くれないし、実験の単位とらないと卒業出来なかったかんね。ただ、それだけの理由。
 だいたい、理系に行ったのだって、たんに「営業マン」になりたくなかったからなんだよね、本音いうと。
もっというと、サラリーマンにもなりたくなかったんだよなぁ。理系だったら、あわよくば研究室に閉じこもればいいか・・みたいな考えでいったから・・。だから、興味があったわけではないんだよね。
 そんな考えだったから、まともに就職できるか不安でさ・・。正直、社会人になる自信もなかったしね。あ、それは、今もないか。。。。

 そんな頃、頭ん中で、ずっと流れてたのがこの曲なんだなぁ。 ヒトってさ、いろいろあるじゃん、あのつらい時、不安な時に頭の中で流れてたのはあの曲だったとか、逆に楽しいときはこれ聴いてたとかさ。
 それが、ワシの場合はコノ曲だったんだよねぇ。

 だけど、今の心境もあの頃に近い気がする。先行き不安なんだよね。このままでいいのかっていう不安感が最近、富に渦巻いてるし。心が晴れないっつうかね。 やりたいことをやるって事で前の会社飛び出したわけだけど、ホントにやりたいことやってるのかなっていう疑心感とかね。いろいろ考えるところはあるんだよね。
 そういう時は、やっぱりこの曲を聴きたくなるわけなんだよなぁ。

 今回は、個人的に聴きたい曲を持ってきたって感じだねぇ。 ちょっと申し訳なかったかな。

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  今日のオススメの1曲は、「サヨナラ」(JITTERIN' JINN)です。

 まずは、データから

・タイトル       サヨナラ
・アーティスト     JITTERIN' JINN
・リリース日      1992年8月19日
・発売元      東芝EMI
・オリコン最高位  19位
・セールス枚数   9.0万枚

 うーん、どうも、昨日のカキコは、みなさんには受けいれなれなかったようで・・(^^;;;;
 ちょっと、曲がまともすぎたかなぁ・・・。ということで、今日はアバンギャルドで行きましょう!(意味不明)というのと、やっぱ、ちょっとたまには新し目の曲も紹介しないと、20代以下の方は不満だよね・・・っつうことで、新しい曲を持ってきました! 1992年の曲ですよー! どうです、新しいでしょう!? ・・・・・、うーん、あくまで、私の中の人生尺度では、新しいんだけどね。。。1992年?、昨日じゃん!

・・・やめましょう・・・こういうことは・・。

 ということで、新し目の曲でも、まともな曲は持って来ませんよん(^^;;;;

JITTERIN' JINN。覚えてる方も多いでしょうが、奈良出身の4人組のバンドですね。
 メンバーは、Vo:春川玲子 G:破矢ジンタ B:浦田松蔵 Dr:入江美由紀 ですね。
 1989年に例のTBS系「いかすバンド天国」、通称「イカ天」でグランドチャンピオンに輝き、89年10月シングル「エヴリディ」でデビュー。いきなりオリコン9位。 翌年の「にちようび」(90年6月21日リリース 31.9万枚セールス)では、1位獲得と、数ある当時のイカ天出身バンドとしては、めちゃめちゃ売れたバンドの一つですね。
 ちなみに、Whiteberryの「夏祭り」は、「にちようび」の次に立て続けにリリースしたシングル(90年8月29日リリース 最高3位 15.5万枚)で、これもヒットでしたね。
 
 ただね、この辺から、ちょっと迷走が始まるんだよね。もともとインディーズのりのバンドだかんね。やっぱ、メジャーの水ってのは、あんまりあわなかったのかねぇ?
 「夏祭り」のあとは、91年「帰っておいで」というシングルを出したあと、活動休止しちゃうんだよね。

 その後は消息不明、1年間釣り三昧の日々を送ってたらしいけど、約1年半の充電期間の後にリリースしたのが、この「サヨナラ」っつうわけ。 このときはレコード会社もコロムビアから東芝EMIへ移籍して、さてさて、再度、これからって感じはしたんだよね。一時は。。。
 でも、このシングルのあと、1枚のシングル(ベスト100位にも入らず)をリリースして、表舞台から消えちゃった・・。
タイトルが「サヨナラ」だけに、ホントに「さよなら」したかったわけではあるまいに・・・。
 ちなみに1992年8月19日リリース。私の23歳の誕生日にリリースぢゃ!(^^;;;; あやや、すでに13年も前の話かいな!?
 とまあ、かなり、マイペースな活動を続けたバンドではあったよね。

 しかし、少し前のスカパンクってのは、ここから始まったっ感じだよね。このヒトたちのスカってのが、多分、日本のヒットチャート上、メジャーとなったのは最初だとおもう。
 ある意味、今の音楽に通ずるパイオニアの部分も持っていると思うんだよね。
 
 うーん、最近のスカは、スカパラダイスにしても、PE'Zにしても、もっと泥臭いところがあるんだけど、このヒトたちは、スカッとしているというか、もっと音の歯切れがすごくいいんだよね。その辺は、ちょっとロックよりというよりは、ポップスのノリに近いってところは、若干ちがうけど。
 その大元になっているのは、入江嬢のドラムにあると思うのよ。このヒトのドラムは、特徴的で、手首のスナップを利かせた、めちゃくちゃ歯切れのいいドラムなんだよね。
 これ、普通のヒトでは、なかなかマネできないと思う。
特にスネアのスナップを利かせ方は、このヒトならではと言う感じでしたねぇ。うーん、ちよっと鼓笛隊的な感じもあったと思うな。

 基本は、スカと60年代ポップスの融合・・・ミクスチャーって感じなんだけど、この「サヨナラ」は、特に60年代の香りがつよい曲でしたねェ。
 元曲、なんかになてるんだよなぁ・・・えーとなんだったけな。ベンチャーズでこんな曲なかったっけなぁ?
 うん、兎に角ベンチャーズサウンドだよね。

 個人的には、もっとがんばって欲しいグループでしたねぇ。ちょっと惜しいな。

 ちなみに、この曲、TBS系「キライじゃないぜ」っていうドラマの主題歌・・と私の記録ノートには書いてあるんだけど、こんなドラマあったっけ??  すっかり忘れてマス(^^;;;;;

 えー、しばらくは、新しめの曲と今までの路線と交互に続けて行きたいと思います。お楽しみに! 

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