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「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広く ご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします
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今回、紹介するのは、岩崎良美の「VACANCE」です。

まずは、データから

・タイトル    VACANCE
・アーティスト  岩崎良美
・リリース日   1982年7月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 41位
・売り上げ枚数  3.6万枚

 今回、これ取りあげたのは、このところ、ずっと「色もの」っぽいのが続いたんで、ちょっと「正攻法」に戻そうか・・というところもあるけど、やっぱり、時期的なものもあるよね。
「お盆」ですよ! 世間一般は・・。
 ・・で、お盆といったら、お盆休み⇒ヴァカンスとなりますよねぇ。

 ・・・で、行き当たったのがこの曲です。
 もちろん、ひっぱって来るだけの曲なんですよね~。これがまたいい!

 岩崎良美っつったら、「タッチ」しか、みなさん知らないんぢやないですか?
 ・・だったら悲しいっ。 世間にはあんまり、知れていないけど、この頃、81年~82年頃の岩崎良美って、知る人ぞ知るって感じですが、けっこう佳曲が多いんですよね。

 シングルだけでも82年は
1月 愛してモナムール
4月 どきどき旅行
7月 VACANCE
10月 化粧なんて似合わない

の4曲リリースしてるんですが、当時はいずれもスマッシュヒット止まり。

 BUT、今になって、再評価されている曲が多いですね。いや、当時から、見抜いてた人は見抜いてたって感じなのかな。

で、1月の「愛してモナムール」は、下地が明るい、フレンチポップスっぽいんですよね。まあ、タイトルからして「モナムール」って言うくらいですから、想像は出来るかもしれませんが・・。 
 
 当時は、松田聖子は別格として、80年代(前半)のアイドルの曲の典型(=「規格」)のような、パターンがある程度固まってきた頃だったんですが、この「愛してモナムール」は、このパターンからは、随分外れてたなぁ。
 どちらかというと、岩崎良美って、大人っぽさを売りにしてたんだよね。 まあ、それが裏目に出ちゃってたともいえるんだけど・・・。

 で、「VACANCE」。
 これは、「愛してモナムール」の続編という感じで、イメージとしては、「南フランスの~」、あるいは「地中海の~」っていう、オシャレな雰囲気。
 小道具として、詩に「ペリエ」とかでてくるものね。いまは、何てことないだろうけど、当時はオシャレだったのよね。

 曲がまたよい。メロディはシンプルなんだけど、インパクトというか、引っ掛かりがあるんだよね。
 それと、詩とメロディのマッチングがすばらしくて、聴いたとたん「絵」が浮かんでくるんだよね。
 出だしの♪いつか ふたりで~♪で、すっかりこの世界に引き込まれるって感じかなぁ。
 
 この曲、あの伝説のバンド「頭脳警察」のPANTA氏が書いたっていうのもちょっとピックリなんだけどね。
 それと、アレンジもメロディに負けていないよなぁ。詩のイメージを壊さないほどの大胆さとキャッチーさ、温度感もピッタリだしね。
 ちなみに、アレンジは、当時は若手だった清水信之氏。
詩は、その昔シンガーだった青木茗こと、金井夕子氏

 うーん、これほど、三者 三位一体になった曲ってのも珍しいんだけどねぇ・・・。

 それにしても、当時 おりこん41位 3.6万枚しか売れなかったっていうのはねぇ・・・。今でも信じらんない。
 プロモーションの問題だったのかなぁ・・。それと、プラス、最初に書いたように、「時代」とのマッチング差って言うのもあったんだろうな

 こういう曲ほど、引っ張ってきて、もういちど、みなさんに紹介したいよなぁ・・。
 同じバカンスでも、SMAPの「BANG!BANG!バカンス」なんて、一発で吹っ飛ぶよ。絶対!
ってこともあったわけで、ちょうど「時期」的にもピッタリだったんで、出してきてみました。
 
 ちなみに、今年は、私は「VACANCE」はありませんっ!

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   他のヒトのプロフィール写真みてると、ネコちゃんの写真使ってる方が多いんですねぇ・・。
 で、私も・・と思ったんですが、ウチの「デブネコ」(一応、アメリカンショートヘアです)、なかなか、いいカッコしてくれないんだよね・・・。

 ・・・で、なんかいいのないかな・・と思い、レコードラック漁ってたら、いいのでてきましたわ。

 そーです。「なめネコ」っす!・・・うんにゃ、なめんなよのジャケ写ね。
 はぁ?、「なめてんじゃねーよ」(まさに「なめんなよ」!?)と言われそーですが、はっきり言って「なめてます」(^^;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(ウソ ウソですヨー)

 まずは、この曲のデータから

・タイトル    なめんなよ
・アーティスト  又吉&なめんなよ
・リリース日   1981年11月21日
・発売元     フィリップス
・オリコン最高位 5位
・売上げ     25.5万枚

 今となっちゃ、遠い昔だけど、24年前のちょうど今頃、突如として一大ブームになっちゃったんだよね。この「なめねこ」。普通の子猫ちゃんに学ランとか、セーラー服着せただけなんですけどね・・。
 うーん、いつの時代でも、後になっちゃ、訳わかんないブームってあるけど、これも、いまとなっちゃ訳わかんないよねー。
 たしかに、この年って、横浜銀蝿を中心として、世間はねツッパリブームだったけどさぁ。
 あー、いまとなっちゃ信じらんないけどさ、「ツッパリ」っちゅうのも、一種のファションだった訳ね。
 ・・で、ファションが過熱して、一種の「ファンシー」化しちゃったのが、「なめねこ」ってわけですねー。
 要するにぃ、あの時代、ツッパリもキティちゃんも次元は同じだったんですよ。・・・って書いても、今となっちゃ、実感わかねーだろうなぁ。タイムリーで経験していないと・・。

 そんでもって、そのブームのさなか、ワルノリしてリリースしたのが、この曲って訳ね。

 でもさー、セールス25.5万枚よ。。一体、だれがこんなに買ったんだよって感じだよねー。
 曲は、イタリアンツイストっぽいロックンロールかなぁ。銀蝿とはちょっと、ノリが違ったよね。
 うーん、今で言えば、クレイジーケンバンドあたりが好きそうな、ちょっとダサめのロックンロールって感じかなぁ。
 もちろん、ネコちゃんが歌える訳ねーから、ちゃんと「人間」が歌ってんだけどさ・・。
 又吉&なめんなよ なんて、完璧になめきってるよね、このアーティスト名。

 ちなみに、歌っているバンドの正体は「Mバンド」といいまして、正真正銘のプロアーティストなんですよね。

 私は、「なめんなよ」の心得が好きでした。

一つ 人間からエサをもらうべからず
一つ またたびの吸いすぎに気をつけるべし
一つ ワン公のようにやたらしっぽを振るべからず
一つ 「二ャーゴ」となくな「ニャン」となけ
一つ なめられたらなめかえすべし

・・・あ、受けねー。 いまとなっちゃアナクロすぎて、笑えねーか。。。。。。


 気が付いたら、今日、俺、すでに日記5つも書いてる・・。こっちのほうが、「なめんなよ」って感じですよね。
 読んでるほうにとっては・・。

 ついでに言うと、そろそろプロフィールの写真についても考えなきゃな。。。そろそろ なめんなよ と言われそうだし。。。各権利元から。

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プロフィール写真、サザンオールスターズ特集、第5弾は、「ボディスペシャルⅡ」どえす。
 ほんじゃ、まずは、データから。。。

タイトル    :ボディスペシャルⅡ
アーティスト  :サザンオールスターズ
リリース日   :1983年3月5日
発売元     :ビクター
オリコン最高位 :10位
売り上げ枚数  :30.3万枚

 なんで、「ボディスペシャルⅡ」なの? ・・と言われりゃ、決まってるでしょ! NUDE MAN に続く、エロジャケットだからでしょ! ダンナ!
 ・・・・いーーえ、断じて違います!! 気になったんだよね。この間の44枚のシングルリリースで、一番うれたのが、この曲なのよ。
 普通だったら、TSUNAMI、いとしのエリー、勝手にシンドバッド・・・あたりだよね。売れるって言ったら。

 でも、実際は、この曲だったんだよね。 ほんじゃ、なぜ?
そりゃ、あのジャケットにつられて・・・・・バシッ(殴られる音)・・・・
 ・・なわけねーだろ。
(この辺、中島みゆきの「ひとり上手」が聴こえてきそうね)


 それはさておき・・・

 うーん、考えるにね、この曲、オリジナルアルバムに入っていないから何じゃないかなぁ・・と。
 いや、それだけじゃない、「海のYeah!」とかに代表されるコンセプトベストアルバムにも、ほとんど入れられていない。
 あの、プレミアがついたベスト盤「すいか」には入ってるけど、プレミアゆえ、手に入らなかったヒトがかなりいた・・
 などの理由から、いままで、結構、入手しづらかったんじゃないかな。

 それと、もうひとつ、曲がストレートなロックだから、ぢゃねーかな。
・・・というのも、近頃のサザン、このテの「HARD ROCK」調の曲、ほっとんどやっていないのよね。
 シングルでは、95年の「マンピーのG☆SPOT」以来、ないんぢゃないかな。
 今度の新曲「BOHBO NO.5」たしかに激しいですよ。でも、どちらかと言うとROCKというよりラテンなんだよね。
 5年前の「HOTEL PACIFIC」にしても然り。
 
 だから、ここ最近のファンにとっても、新鮮だったんじゃないかな。サザン=ROCK BANDということを再認識するにもさ。
 いや、ファンは、望んでいるんですよ、きっと。こういった、ROCKBANDを再認識させるような曲を。
 何を隠そう、私もその一人だからさぁ。だから、正直言うと、今度のBOHBOは、心からは喜べないんだよね。
 あ、それが、今週のランキングにも出てきてるんぢやないかなぁ。


 ちなみに、前年の「チャコの海岸物語」もそうだったけど、この曲もこの年夏のオリジナルアルバム「綺麗」には、収録されていません。
 この間も書いたけど、サザンのオリジナルアルバムは、基本、コンセプトアルバム何だよね。 だから、アルバムのコンセプトに沿わない曲は、たとえ、ヒット曲でも収録しない・・という姿勢を貫いたわけで・・。
 もちろん、この曲、入れたところで、やはり浮いちゃたろうけど・・。

 流れから見ると、「ホディスペシャルⅡ」は、前年の「NUDE MAN」の流れなんだよね。うん、それが、ジャケットにも表れているんだけど・・。
 逆に言うと、「NUDE MAN」というプロジェクトは、この曲で完結してるんだよね。その締めくくりの曲でもあるわけ。

 で、この曲を境に、サザンの曲調が変わるんですねー。
あらたな新境地というべき、コンピューターサウンドとロックの融合、ラテンのリズムを取り入れるなど、新たな実験の場が始まったのね。この流れは、2年後の85年のアルバム「kamakura」で花開くんだけどさ。

 そういう、端境期の曲でもあった・・・ということで、個人的にも印象深い曲なんですよねぇ~。
 ROCK IN JAPANでは、この曲やるかなぁ!? 期待するへぇかな。。。
 
 さあて、気分は盛り上がってきたヨン! このまま、ROCK IN JAPANへなだれこみだぁ・・・と行きたい所だけど、明日は仕事なんだよな。。。ぷぷぷ。。。
 多分、仕事、手につかないだろうけどなぁ。 でも、土日に向けて気持ち盛り上げていくヨン。


 だそく・・。最初に書いた、曲データの売り上げが「ちがくねー」と気がついたヒト、「アンタはエライ!」(小松政夫調で)
 ぢつは、今週もベスト100に入ってるだろう・・とタカをくくってて、再発の分も含めた枚数、調査してなかったのよ。
 だから、オリジナルの時のみのセールス枚数です。
 あしからず。


プロフィール写真&レビュー、サザンオールスターズ編第4弾は、5枚目のオリジナルアルバム「NUDE MAN」どえす。

 まずは、アルバムデータから

・タイトル    : NUDE MAN
・アーティスト  : サザンオールスターズ
・リリース日   : 1982年7月21日
・オリコン最高位 : 1位
・売り上げ枚数  : 57.4万枚(LP)
・曲目
1 DJコービーの伝説
2 思い出のスターダスト
3 夏をあきらめて
4 流れる雲を追いかけて
5 匂艶THE NIGHT CLUB
6 逢いたさ見たさ病めるMy Mind
7 Plastic Super Star
8 oh! クラウディア
9 女流詩人の哀歌
10 Nude Man
11 猫
12 来いなジャマイカ
13 Just A Little Bit

 ショー激的だったよなぁ、このジャケット。このヒトは、果たして男なのか、女なのかなんていう話にもなったようなならなかったような・・。
 ジャケットはインパクトがありましたが、中身も当時としては相当インパクトがあったな。
 まずは、音がものすごく「シンプル」になったこと。これの前作「ステレオ太陽族」は、ジャズっぽい曲あり、ニューウェーブっぽい曲あり・・という感じで、かなり意欲的に冒険をしていたけど、もう一度、原点に戻る・・ということか、ストレートなロックを中心とした、シンプルな曲構成に立ち返ったんですよね。
 その中で、もっともシンプルなロックで攻めたのが、1曲目の「DJコービーの伝説」と7曲目の「Plastic Super Star」くしくも、LPでは、A面、B面の1曲目がそれぞれ、ロックで攻める。これが、このアルバムのロック色を強く印象付けた要因かなぁ。
 ただね、このアルバム、それだけじゃない。そのほかの曲、1曲、1曲のリズムもテンポも異なる、めちゃくちゃバラエティに富んだアルバムなんですよね。
3曲目の「夏をあきらめて」は、この年、「研ナオコ」もカバーした逸品。けだるめなメロディーが夏の終わりを思わせるんですよね。この曲、雨の日の海岸線をイメージしていますが、この年、1982年は、今でも覚えてるけど、天候不順でさあ・・。そういう意味でもこの曲がピッタリ、マッチングしちゃったんだよね。
 4曲目の「流れる雲を追いかけて」は、戦前の風景をモチーフにした逸品。ただ、この曲、園まりの「逢いたくて逢いたくて」というシングルのコード進行をパクってるのよね。
 ・・というか、メロディもそっくりで、「ああ、やったね」っていうのがよく分かるんだけど、桑田氏も相当、歌謡曲好きだなっていうのがよく分かりますね。
 8曲目の「oh! クラウディア」は、いまでもライヴではよく演奏されるサザン、バラードの名曲ですね。 さて、今度のRock In Japanでは演奏するかなぁ。
 10曲目の「Nude Man」は一応タイトル曲なんだけど、中身の意味は全く無いんだよね。♪でっかいグレーのエアープレイン、世話すりゃ金もらう~♪・・全く意味不明・・なんだけど、これ、ロッキード事件のことなんだよね。当時まだ、ロッキード事件って結審していなくて、田中(角栄)元首相の裁判が時事ネタになっていたのをわざわざ歌にしたって感じなの。
でも、まあ、政治からスケベまで、幅が広いサザンなんですよね。
 12曲目の「来いなジャマイカ」は、いま、まさに流行の「レゲエ」調。すでに23年前にサザンは取り上げていたんだよね。ただし、中身は、めちゃくちゃスケベ・・。オ○ニーの歌だからして・・・。
 ラスト13曲目の「Just A Little Bit」は、サザンAORの名曲中の名曲。 いや、これ以後、いままで、ここまで完璧にストレートなAORの曲はサザンはなかったよなぁ。個人的にも、このアルバムでも一番気に入ってます。

 個人的にも、このアルバムがサザンのなかでもフェスバリッドアルバムかなぁ。それよりも、一番最初に買った、サザンのアルバムですね。当時、中学1年生でした。

 ちなみに、このアルバムには、この年リリースされた、「チャコの海岸物語」は収録されていないのよ。
 いまでは、考えられないけど、アルバムにはトータルコンセプトが考えられていて、「チャコの~」は、このアルバムのコンセプトからは外れるって事なんだろうね。
 うん、確かに、「チャコ~」は、シングルとしてめちゃくちゃ、目立つ曲だから、アルバムに入れると浮いちゃうだろうしね。
 今だったら、絶対そんなことしないよね。なぜなら、浮いちゃおうがなんだろうが、入れた方が売れるもの。
 当時は、アルバムはコンセプトが命で、売れる売れないは二の次だったんだよね。まだ、まっとうな考え方がされていた時代だよね。
 サザンの場合、この方針は、この後も暫くつづくんだけど、
それに関しては、また、近々。
 

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