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プロフィール写真、サザンオールスターズ特集、第5弾は、「ボディスペシャルⅡ」どえす。
ほんじゃ、まずは、データから。。。
タイトル :ボディスペシャルⅡ
アーティスト :サザンオールスターズ
リリース日 :1983年3月5日
発売元 :ビクター
オリコン最高位 :10位
売り上げ枚数 :30.3万枚
なんで、「ボディスペシャルⅡ」なの? ・・と言われりゃ、決まってるでしょ! NUDE MAN に続く、エロジャケットだからでしょ! ダンナ!
・・・・いーーえ、断じて違います!! 気になったんだよね。この間の44枚のシングルリリースで、一番うれたのが、この曲なのよ。
普通だったら、TSUNAMI、いとしのエリー、勝手にシンドバッド・・・あたりだよね。売れるって言ったら。
でも、実際は、この曲だったんだよね。 ほんじゃ、なぜ?
そりゃ、あのジャケットにつられて・・・・・バシッ(殴られる音)・・・・
・・なわけねーだろ。
(この辺、中島みゆきの「ひとり上手」が聴こえてきそうね)
それはさておき・・・
うーん、考えるにね、この曲、オリジナルアルバムに入っていないから何じゃないかなぁ・・と。
いや、それだけじゃない、「海のYeah!」とかに代表されるコンセプトベストアルバムにも、ほとんど入れられていない。
あの、プレミアがついたベスト盤「すいか」には入ってるけど、プレミアゆえ、手に入らなかったヒトがかなりいた・・
などの理由から、いままで、結構、入手しづらかったんじゃないかな。
それと、もうひとつ、曲がストレートなロックだから、ぢゃねーかな。
・・・というのも、近頃のサザン、このテの「HARD ROCK」調の曲、ほっとんどやっていないのよね。
シングルでは、95年の「マンピーのG☆SPOT」以来、ないんぢゃないかな。
今度の新曲「BOHBO NO.5」たしかに激しいですよ。でも、どちらかと言うとROCKというよりラテンなんだよね。
5年前の「HOTEL PACIFIC」にしても然り。
だから、ここ最近のファンにとっても、新鮮だったんじゃないかな。サザン=ROCK BANDということを再認識するにもさ。
いや、ファンは、望んでいるんですよ、きっと。こういった、ROCKBANDを再認識させるような曲を。
何を隠そう、私もその一人だからさぁ。だから、正直言うと、今度のBOHBOは、心からは喜べないんだよね。
あ、それが、今週のランキングにも出てきてるんぢやないかなぁ。
ちなみに、前年の「チャコの海岸物語」もそうだったけど、この曲もこの年夏のオリジナルアルバム「綺麗」には、収録されていません。
この間も書いたけど、サザンのオリジナルアルバムは、基本、コンセプトアルバム何だよね。 だから、アルバムのコンセプトに沿わない曲は、たとえ、ヒット曲でも収録しない・・という姿勢を貫いたわけで・・。
もちろん、この曲、入れたところで、やはり浮いちゃたろうけど・・。
流れから見ると、「ホディスペシャルⅡ」は、前年の「NUDE MAN」の流れなんだよね。うん、それが、ジャケットにも表れているんだけど・・。
逆に言うと、「NUDE MAN」というプロジェクトは、この曲で完結してるんだよね。その締めくくりの曲でもあるわけ。
で、この曲を境に、サザンの曲調が変わるんですねー。
あらたな新境地というべき、コンピューターサウンドとロックの融合、ラテンのリズムを取り入れるなど、新たな実験の場が始まったのね。この流れは、2年後の85年のアルバム「kamakura」で花開くんだけどさ。
そういう、端境期の曲でもあった・・・ということで、個人的にも印象深い曲なんですよねぇ~。
ROCK IN JAPANでは、この曲やるかなぁ!? 期待するへぇかな。。。
さあて、気分は盛り上がってきたヨン! このまま、ROCK IN JAPANへなだれこみだぁ・・・と行きたい所だけど、明日は仕事なんだよな。。。ぷぷぷ。。。
多分、仕事、手につかないだろうけどなぁ。 でも、土日に向けて気持ち盛り上げていくヨン。
だそく・・。最初に書いた、曲データの売り上げが「ちがくねー」と気がついたヒト、「アンタはエライ!」(小松政夫調で)
ぢつは、今週もベスト100に入ってるだろう・・とタカをくくってて、再発の分も含めた枚数、調査してなかったのよ。
だから、オリジナルの時のみのセールス枚数です。
あしからず。
プロフィール写真&レビュー、サザンオールスターズ編第4弾は、5枚目のオリジナルアルバム「NUDE MAN」どえす。
まずは、アルバムデータから
・タイトル : NUDE MAN
・アーティスト : サザンオールスターズ
・リリース日 : 1982年7月21日
・オリコン最高位 : 1位
・売り上げ枚数 : 57.4万枚(LP)
・曲目
1 DJコービーの伝説
2 思い出のスターダスト
3 夏をあきらめて
4 流れる雲を追いかけて
5 匂艶THE NIGHT CLUB
6 逢いたさ見たさ病めるMy Mind
7 Plastic Super Star
8 oh! クラウディア
9 女流詩人の哀歌
10 Nude Man
11 猫
12 来いなジャマイカ
13 Just A Little Bit
ショー激的だったよなぁ、このジャケット。このヒトは、果たして男なのか、女なのかなんていう話にもなったようなならなかったような・・。
ジャケットはインパクトがありましたが、中身も当時としては相当インパクトがあったな。
まずは、音がものすごく「シンプル」になったこと。これの前作「ステレオ太陽族」は、ジャズっぽい曲あり、ニューウェーブっぽい曲あり・・という感じで、かなり意欲的に冒険をしていたけど、もう一度、原点に戻る・・ということか、ストレートなロックを中心とした、シンプルな曲構成に立ち返ったんですよね。
その中で、もっともシンプルなロックで攻めたのが、1曲目の「DJコービーの伝説」と7曲目の「Plastic Super Star」くしくも、LPでは、A面、B面の1曲目がそれぞれ、ロックで攻める。これが、このアルバムのロック色を強く印象付けた要因かなぁ。
ただね、このアルバム、それだけじゃない。そのほかの曲、1曲、1曲のリズムもテンポも異なる、めちゃくちゃバラエティに富んだアルバムなんですよね。
3曲目の「夏をあきらめて」は、この年、「研ナオコ」もカバーした逸品。けだるめなメロディーが夏の終わりを思わせるんですよね。この曲、雨の日の海岸線をイメージしていますが、この年、1982年は、今でも覚えてるけど、天候不順でさあ・・。そういう意味でもこの曲がピッタリ、マッチングしちゃったんだよね。
4曲目の「流れる雲を追いかけて」は、戦前の風景をモチーフにした逸品。ただ、この曲、園まりの「逢いたくて逢いたくて」というシングルのコード進行をパクってるのよね。
・・というか、メロディもそっくりで、「ああ、やったね」っていうのがよく分かるんだけど、桑田氏も相当、歌謡曲好きだなっていうのがよく分かりますね。
8曲目の「oh! クラウディア」は、いまでもライヴではよく演奏されるサザン、バラードの名曲ですね。 さて、今度のRock In Japanでは演奏するかなぁ。
10曲目の「Nude Man」は一応タイトル曲なんだけど、中身の意味は全く無いんだよね。♪でっかいグレーのエアープレイン、世話すりゃ金もらう~♪・・全く意味不明・・なんだけど、これ、ロッキード事件のことなんだよね。当時まだ、ロッキード事件って結審していなくて、田中(角栄)元首相の裁判が時事ネタになっていたのをわざわざ歌にしたって感じなの。
でも、まあ、政治からスケベまで、幅が広いサザンなんですよね。
12曲目の「来いなジャマイカ」は、いま、まさに流行の「レゲエ」調。すでに23年前にサザンは取り上げていたんだよね。ただし、中身は、めちゃくちゃスケベ・・。オ○ニーの歌だからして・・・。
ラスト13曲目の「Just A Little Bit」は、サザンAORの名曲中の名曲。 いや、これ以後、いままで、ここまで完璧にストレートなAORの曲はサザンはなかったよなぁ。個人的にも、このアルバムでも一番気に入ってます。
個人的にも、このアルバムがサザンのなかでもフェスバリッドアルバムかなぁ。それよりも、一番最初に買った、サザンのアルバムですね。当時、中学1年生でした。
ちなみに、このアルバムには、この年リリースされた、「チャコの海岸物語」は収録されていないのよ。
いまでは、考えられないけど、アルバムにはトータルコンセプトが考えられていて、「チャコの~」は、このアルバムのコンセプトからは外れるって事なんだろうね。
うん、確かに、「チャコ~」は、シングルとしてめちゃくちゃ、目立つ曲だから、アルバムに入れると浮いちゃうだろうしね。
今だったら、絶対そんなことしないよね。なぜなら、浮いちゃおうがなんだろうが、入れた方が売れるもの。
当時は、アルバムはコンセプトが命で、売れる売れないは二の次だったんだよね。まだ、まっとうな考え方がされていた時代だよね。
サザンの場合、この方針は、この後も暫くつづくんだけど、
それに関しては、また、近々。